常にバッグに頭痛にきく市販薬を持ち歩いているあなた、
もしかして、頭痛持ちじゃありませんか?
どうしても効く薬を求めてしまう気持ちはよくわかります。
でも、その行為が実は「薬物乱用頭痛」を招く原因だって
ご存知でしたか?
薬物乱用頭痛というのは、
もともと頭痛もちの人が予防しようと市販薬を飲みすぎることで
起きる頭痛のことを薬物乱用頭痛といいます。
頭が痛いから、頭が痛くなりそうだから・・・
先のことを考えるとつい不安で飲んでしまうんですよね。
それがもとで薬物乱用頭痛になってしまいますから
気を付けていきたいですね。
目次
頭痛持ちは市販薬を飲みすぎる?
小さいころから頭痛が頻繁にあったり、
同じところが痛むのが日常だったりすると、
どうしてもそれを回避しようとして
先に先にと、薬をのんでしまいがち。
あなたが主婦なら、自分が倒れたらどうなるのか
ということが良く分かっているから、予防策として
つい、薬を飲んでしまうんですよね。
でも、ちょっと待ってください。
その薬を飲む頻度、増えてませんか?
その薬が効かなくなってきたと思いませんか?
そういった風に感じる場合、
もしかしたら、薬物乱用頭痛かもしれません。
あなたは薬物乱用頭痛?
以下のような症状があったら薬物乱用頭痛を
引き起こしているかも?
・最近薬が効かなくなってきたと感じる
・以前よりも頭痛の回数が増えてきた
・結果として、月に10日以上頭痛薬を飲んでいる
こんな症状に身に覚えはありませんか?
ひどい頭痛を経験すると、日常生活にも支障をきたすために、
痛いから飲む ではなく、
痛くなる前に飲む に変わります。
その結果飲みすぎてしまい、
飲みすぎることで薬物乱用頭痛を引き起こしてしまいます。
すると、脳が痛みに敏感になり、頭痛頻度も増えて、
薬も効きにくくなってくるんですが、
頭痛がするので、また飲んでしまうという
悪循環になってしまうんですね。
この場合、注意してほしいのは、
薬の種類を変えても同じこと ということです。
薬物乱用頭痛にならないためにはどうすればいい?
まずは、頭痛外来などの専門のお医者さんに行って
相談すること。
そして、
それが原因でおこっていた頭痛を減らし、
本来の頭痛の原因の治療を行う
という工程が必要です。
薬物乱用頭痛の場合、
反動で激しい頭痛や吐き気、嘔吐などが起こることがあります。
その場合に一人でやろうとすると、
また市販薬を飲んでしまう可能性もなきにしもあらずです。
まとめ
ひどい頭痛を経験すると、
ついつい飲んでしまいますよね。
頭痛持ちだといつ頭痛になるか
心配という気持ちも分かります。
でも、それが引き金になって
さらにひどい頭痛を引き起こします。
自分ではそんな意識がないので
薬物乱用?と疑問に思うかもしれませんが、
きちんと、時間をかけて治療していけばよくなる頭痛ですから
気長に頑張っていきましょう。