胃痛だと思って我慢していたら盲腸で、死ぬほど痛い思いをしたアラフィフ主婦の四葉です。
お腹が痛かったら、薬でも飲んでおけば大丈夫でしょって思っていませんか?
ちょっとお腹が痛くても、横になったり、薬を飲んでしばらく休めば大丈夫。と思っていたら、実は盲腸だったということもあります。
私も胃痛だと思っていたんですよ、最初は。
盲腸は右なので右側が痛くなると思っていたので。
ですが、実際は右側が痛くなるとは限らないのです。胃痛をあなどってはいけませんよ!
この記事では、
痛みは最初はどこからだったか、
実際に痛くなった場所
どういう風に痛みが移動したか
盲腸だったと分かるまでの体験談が書いてあります。
もし、今お腹が痛くて、似たような症状もあったら、
盲腸も疑ってみてくださいね。
目次
盲腸の症状は胃痛から?
私の場合が、まさにそれでした。
一番最初は胃が痛かったんです。
昼過ぎから痛み出したので、お昼を食べ過ぎたせいだと思ったのが最初です。
食べ過ぎたときってお腹が張るというか、そういう感じありますよね。
で、少しキリキリとした痛みだったので、
あ、食べ過ぎたな。少し横になっていれば治るかな。という程度だったんです。
でもこのとき、食べ過ぎたと思うような量でもなかったし、
変だなとは思ったんですよね。
夕方になり、少しはましになると思いきや、全然良くならず痛いまま。
夕ご飯の支度をしなければいけないのに、とても立っていられない状態になってしまい、その日はお弁当にしてもらうことに。
寝るにはだいぶ早かったけれど、寝室にいって寝ることにしました。
もう夕方なんだから、いくら何でも食べたものは消化されているはず・・・・
そんなことを思いながら、その時点では盲腸なんてこれっぽっちも思わなかったんです。
だって、痛いのが胃のあたりだったから。
私の中で盲腸の痛みは右側っていう固定観念があって
胃が痛いのは別の理由だと思っていたんですよね。
この時点でお腹が痛くなり始めてから6時間くらい
この時の症状は
・立っていられない
・時々吐き気もする感じ
・食事はおろか水を飲むのも精一杯
・胃が痛いけどなんとなく下に移動してきている感じ?
・熱はない
今思えば、主人が盲腸になったときは、胃痛からだったんだから
この時盲腸を疑えばまだましだったのかもしれません。
その後、のたうちまわるような痛みになるとも知らず・・・
連休の中日ということもあって、病院に行こうかと思ったのですが、
救急に行くのもなと思ったし、とにかく寝ていれば治るような感じもあって、一晩寝てそれでもダメだったら病院に行こうと思いました。
そこからが地獄の痛みの始まりです。
盲腸の症状で痛くなる場所はどこ?右ってどこら辺?
よく盲腸になると、おへその右下が痛くなるとかいいませんか?
最終的には、お腹の右下が痛くなります。
虫垂が右の下腹にあるからです。
でも、私の場合、右側が痛くなったのは、もう我慢が出来なくなって病院に行ってからの段階でした。
お医者さんに、ここが痛いよね?と言われ、持ち上げるような感じに触られて
痛ーい!!!!って叫ぶくらいの痛みになります。
盲腸というと、右側と言われていますが
初期の頃は、人によって違うらしいので、一概には鵜呑みにしない方がいいです。
私の場合は、胃痛からでしたし、主人もそうでした。
盲腸の症状 移動する痛みに苦しんだ私の場合
だんだんお腹が痛みがひどくなってきて
もう食欲もないし、痛みでじっと寝てもいられない。
寝ることが出来たらどんなに楽だろう。と思いながら
布団の上でのたうち回って結局寝ることが出来ず、朝を迎えました。
その間、痛みは増すばかりで
だんだん痛みが移動してきていると感じました。
その時はまだ右側でなく、おへその周り。
だからこの時点でもまだ盲腸というのは頭にありませんでした。
家族が起きてくるタイミングで、もう痛さに我慢できず
病院に連れて行ってほしいことを伝え、
かかりつけの病院に連れて行ってもらいました。
普段はコンタクトレンズをつけているのですが、
それすらも出来ず、眼鏡のまま、寝間着仕様のジャージのまま
車に乗り込み病院へ
普段15分足らずの道のりが、すごく長く感じたのは初めてでした。
事前に主人が電話してくれていたので、受付は早かったのですが
なかなか診てもらえず、診察してもらえたのが、行ってから1時間くらい経ってからでしょうか。
その間、病院の待合のベンチに座っていることが出来ずに
申し訳ないのですが、横になって待たせてもらいました。
幸い、休日だったので他の患者さんはほとんどおらず
待合に座っているのは私だけだったのですが、それでもけっこうな待たされ。あれ以上待たされたら、意識も飛んでいたかもしれません(笑)
それから少し経ってようやく診てもらえることになったのですが、
診てくれた先生は研修医。
そういう病院なので、予想はしていたのですがやっぱり。という感じ。
すごく丁寧で、症状もよく聞いてくれるのですが
なんせ、傷みでしゃべるのも辛い・・・
ベテランの先生ならここまで話さなくても分かってくれるだろうというところも最初から説明しなければならず、ずっと目をつぶりながらしゃべってたような気がします。
そのうちベテランの先生も来て、血液検査などをして
急性虫垂炎だと分かりました。
その時点で、痛みは右下腹部に変わっていました。
分かってから、看護師さんが痛み止めを点滴してくれたので
だいぶ楽になりましたが、それまでがまあ痛かったです。
術後も痛いとはいいますが、
この時の痛みに比べたら、全然まだまし。というくらい痛かったです(笑)
その間、他の症状としては
・熱が38度台
・吐き気がひどくなってくる
・水を飲むのも辛い(飲みたいけど飲めない)
・痛み止めの点滴で少し楽に
この時点でお腹が痛くなってから20時間くらい経ってました。
まさか、いい年のおばちゃんが盲腸だなんて思わなかったので
「虫垂炎ですね」って言われたときには、「えっ?うそでしょ?」
と思いました。
でも調べてみると、どんな年代でもなりうる病気らしいので
いつもと違うお腹の痛みを感じたら、あまり痛くならないうちに病院へ
いきましょう。
この後、手術を受けて5日間入院することになりました。
まとめ
アラフィフの主婦の盲腸になった時の症状の話でした。
まさか自分が盲腸になるとは、夢にも思っていなかったので
びっくりしましたが、もうとってしまったので今ではスッキリです。
●盲腸の最初の症状は胃痛からだった
お腹が痛くなってから約6時間後の症状
・立っていられない
・時々吐き気もする感じ
・食事はおろか水を飲むのも精一杯
・胃が痛いけどなんとなく下に移動してきている感じ?
・熱はない
約20時間後の症状
・痛みがお腹の右下に移動
・熱が38度台
・吐き気がひどくなってくる
・水を飲むのも辛い(飲みたいけど飲めない)
・痛み止めの点滴で少し楽に
●最終的にお腹の右下が痛くなるが
初期症状は人によって違う
痛みが移動してきたら、もしかして盲腸かも?と疑ってもいいかもしれないので早めに受診してくださいね。