盲腸、
なんとなく懐かしい感じがする病名ですよね。
昔は盲腸は病気じゃない!といわれるくらいのものでした。
最近もほとんど聞かなくなってきたななんて
思っていたところ、
主人が急性虫垂炎(盲腸)になりました。
その時の症状がどんなだったのか
ということを書きたいと思います。
もしかして盲腸?と悩んでいる方に
お役にたてれば嬉しいです。
目次
チクチクとした痛みから
盲腸になるその日は、朝からなんとなく胃が痛いと
言っていて、出かける予定だったのを
急きょ変更にして、家で様子を見ていました。
胃の痛みがだんだんひどくなり、
それでも胃に何か入れれば少しは良くなるかと
思い、昼食を食べて1時間後、
それでも、痛みが治まらず、
キリキリとした痛みに変わっていったので
市販の胃薬を飲むことにしました。
激しい痛みへ
それから約2時間後、
主人をおいて、出かけていたため
出先へ主人から電話が入り出たところ、
普段あまり痛がらない主人が
すごい声で痛さを訴えてきたので
すぐに帰宅し、救急で病院へ行きました。
着いたときには
顔面蒼白で、手足が冷たく、
見ただけで具合悪いのがすぐに分かるくらいの
状態でした。
痛む位置が移動する
診察を待っている間も、座っていられないほどで
待合の椅子に横になって待っていました。
病院で血圧を測りましたが、
血圧は正常、
熱もなかったですが、
相変わらず、手足が冷たい状態でした。
飲めないけれど、口を潤したいということで
お茶をストローで少しずつ飲んでいました。
しばらくして、ようやく診察になり
症状を言っていると、
だんだん痛む位置が移動してきている感じ?
と診察の状況を見ていて思いました。
最初は胃、みぞおちの部分が痛かった感じだったのが
だんだん、右下に移動しているらしい
そのほかの症状としては、
熱はなくても、熱っぽく感じた
手足が冷たい
という感じです。
緊急手術
CTやレントゲン、いろいろな検査をし
盲腸だろうという診断を受けました。
その間かかった時間、約1時間ほど。
盲腸の初期だったため、
盲腸かどうかの診断がはっきり出なかったんですね。
手術
初期での発見だったため、
炎症はあまり見られないとのことで、
薬で散らすか
腹腔鏡での切除か
との選択をせまられました。
薬で散らしても、またなるかもしれないとのことで
腹腔鏡での切除を選び、
その日のうちに切除手術をしました。
そして入院。
切ったものを先生から見せてもらいましたが、
やっぱりあまりいいものではないですね。
ある食品によく似ているのですが
言ったら食べられなくなるのでここでは控えます(笑)
初期の状態でも、炎症を多少起こして、
壊死している部分もあったので、
いつもと違う痛みだと思ったら
すぐに医者にいくことをおすすめします。
入院期間は、状態にもよるので
何日とは言い切れませんが、
通常、2、3日で退院できるようです。
主人も3日で退院してきました。
急性の盲腸の特徴は、痛いと思ったら
急激な痛みが突然来て、
立っていられないくらいの痛みがあるそうです。
主人も実際にそんな感じで、
歩くのはもちろん、立っていられない状態でした。
いつもとは違うような痛みだったり、
トイレにいっても治らないような痛みだったりするときは
早めに病院へいって診断してもらいましょう。
放っておくと破れて腹膜炎になってしまう可能性もありますから
注意してくださいね。